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深い山奥の湖のほとりに建つ 竜が住んでいるという 眠れる死神の塔
ある者は 湖で死んでいった魂を集め天へと導く 導きの塔 と呼ぶ
ある者は 湖へと誘い込み得た魂を喰らう 人喰いの塔 と呼ぶ
この聖竜一の作品「眠れる死神の塔」の舞台とそっくりな塔があると、
興味本位で”そこ”へ行き足を踏み入れ帰ってこない人間が出てきていた。
不思議に思ったとある高校の”ミステリー研究会”メンバーはこの塔へと赴く。
その塔には4人の人間が住んでいた。本の作者である聖 竜一、
そしてその息子裕一と娘のなな、お手伝いのかすがである。
―――― 何が起こっているのか知るためにやってきたはずだった
だが 知らないうちに物語(それ)は始まっていた
竜によってつくられた世界
湖のほとりの時計塔が時を刻む
過ぎてゆく時の中で 彼等は気付くことになる
物語を始めたのは自分達であったこと
戻りゆく記憶の中で彼等は知ることになる
自分達の本当の目的を ――――
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